Simplified ALPS switches
( These are not made of ALPS )

Elsa Communications MAK-98
Macally  MK 96 

 


先日秋葉に買い物に出かけて立ち寄ったSHOPで 簡易ALPSスイッチ採用のMac用キーボードを2台とてもお安く入手したので簡単に紹介します ( 便宜上 簡易ALPS として記載しておりますが いずれも ALPS製のスイッチではありません 。 )

1.  ELSA Communications  MAK-98
どういう会社かは知りませんが、Made in Taiwan の記載があります。
FCC ID欄はありますが 印刷はなくブランクです。

店先で触った感じでは純正ALPS、あるいは MCK-84や MCK-89S で採用されている ALPS簡易、あるいは FOUS FK2001 のWIN キー付きの ロゴ無し簡易スイッチとも微妙に違う感じでやけにクリックが明快。クリックポイントから底突きまで更に同じくらいの軸移動量があるという、所有するキーボードとはかなり異なる趣がありましたので値段も値段だし買っちゃいました。
秋葉徘徊中にキートップを抜いたので F14 キーを無くしてしまいました。 ^^; 

ついでに 3個ばかし キートップのヘソが中間部で折れていました。 

よく見てみると全てのキートップが同じ色ですね。 買った時は気がつきませんでした。

 

スイッチ内部です。
これだけ見ると FOCUS FK2001 のロゴ無し簡易と同じですが....

ケース内部を見てみますと...
ほほ〜 タクタイルバネが小ぶりな物に変わってますね。
軸は 白 ではなく クリームです。

タクタイルバネはACER擬似メカニカルあたりで使われるものと似てます。

軸は基本的な部分はALP白軸と大きくかわるところは無さそうですが、 セットする時の方向性が無いようです。

成型時のゲート角というのも異なるようです。

上部ケース内部は小型のタクタイルバネを収めるための仕切り枠が設けられています。
接点部を構成する2枚の金属部材を定位置に収めるための仕切りも見られます。  この仕切りのせいで組み付けるのがけっこう面倒で 不用意に押し込んだりしますと接点構成部品をひん曲げてしまいますので注意が必要です。

FOCUS FK2001 の場合は金属部材の間にプラのセパレーターが付いており、組み付けは比較的容易でした。


シルバーのラベルはカッコイイです。
FCC ID 欄があるのに記載が無いという胡散臭いヤツです。

けっこう元気なクリック音ですがあまり下品な感じはしません。 
ところがこのスイッチって何のことはない、 ORTEK の ミニキーボード MCKシリーズの一部で採用された簡易スイッチなのでした。  参照  Mousefanサイト掲載の ORTEK MCK-84FX   
尚、現行の MCKシリーズはALPSロゴ付き 1本足接点押しバネ 簡易スイッチを採用しています。

 カチャカチャうるさいのが比較的押さえ込まれているのはそこそこ使い古されたせいなのか、 あるいはタクタイル・クリックバネは異なるものの FOCUS FK-2001 同様の 2本足スイッチ簡易であることによるのか...どうなのでしょう。
私としては接点側1本足簡易より 二本足の方がどちらかというと好みですが、二本足バージョンで ALPSロゴ付き というのは無いのではないかと思います。

08.16 追記
分解してみましたところ基板には ORTEK  KB98-6 の記載がありました。
要するに供給元は ORTEK という事のようです。
そういえば  上のラベルはModel No. と Serial No. が異なるだけで MCK-84 のラベルと造りが同じです。

 


2,. Macally  MK96.
FCC ID; I2BMACALLY-MK96   認証 06/27/1994 
Made in Taiwan, R.O.C.

別にデザインが気にいったわけではなく、スイッチが簡易の一種だな〜ってことで気になって....

タッチタイプが苦手な私にはハッキリいってこのキートップは見づらくて仕方がない。   キートップ裏側から黒のスプレーでも吹き付けたくなる。


スケルトンのボディなので ロゴ゙も沈んでしまって目立ちません。

ほよよ、これもセパレーター無しの 二本足 スイッチバネのロゴ無し簡易です。

でもって ケース内部は....
タクタイルバネが大型で、 FOCUS FK-2001 Win Key付きとほぼ同じ造りです。
画像は割愛しますが、ケース上面のスライダ短辺側のスリットはありません。

コイルスプリングの比較です。
左; 本機
右; 上で紹介した Elsa の MAK98

両者とも同じスプリングを用いているようです。

スライダ底部は前後に切り欠きがあり、これもまた方向性はなさそうです。  タクタイルバネはALPS旧版と特に変わりません。

ハウジング内部はタクタイルバネ収納部が上の ELSA MAK-98と 異なりますが、その他は概ね同一です。

 

 左;本機   右;ELSA MAK-98

本機のクリック音はやや低めのコチコチという音でELSAよりトーンが低く感じられます。 軸の偏芯が出始めているのか、上下動がぎこちなく引っかかりも感じられます。 ENTER キーはスタビライザが役立っておらず軸の中心を押さないと引っかかります。   さて、スムースエイドが効くかどうか......。
2本足簡易スイッチの中では出来が悪く感じられますが、これは経年のためでしょう。

手抜きUPLOAD
2004.08.15

 

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