N-97
Kana
NMB P/N 117020
97 key
PS/2 Plug
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鍵盤午訪斎サイト掲載の
N-97
UNIX配列鍵盤の日本語版と思われるのですがカーソルキーの位置が異なるなどキー配列が若干異なります。どういうモデルで使用された(
る ? )のかわかりません。 NCDの表示はありませんがカーバー開けたところの
NCD. INC. の刻印がありました。
私にとってNMB
メカニカルスイッチキーボードとしては始めての未使用品で、キー動作のスムースさにいたく感心しました。
黒軸/クリックタイプで動作が良好な 8255C
と比較してみましたが、良好と思っていた
8255Cの黒軸から
クリック発生用のパーツを取り去ってリニア状態で比較すると、この未使用新品白軸の方が圧倒的に動作がスムースであることがわかります。
黒軸が「擦れる」タイプであるという意味ではなく「擦れ感」は経年で出てくるものであり、ALPSスイッチよりも埃による影響が出やすいという事なのではないかと思います。
他のリニアタイプと比較すると スムースさではALPS
黄軸リニアの ZKB-2 にちょっと負けますが、
底突き音が静かでとても落ち着きのある静穏キーボードといった趣があります。
Cherry黒軸のバネは強すぎる、と感じる方にはこの N-97
KANA はしっくりくるのではないかと思います。
しっくりきてもそのままでは使えないのでどうしようもないのですけど。
カーソルキーが数値キー部分に吸収されていますのでその分省スペースに仕上がっていて取り回しが楽なキーボードです
.....使えれば....ああ
残念。
キーボード形状はほぼ 鍵盤午訪斎の N-97
と一緒ですが上部カバー側面が微妙に異なるようです。
上ケースの側面処理が異なる(
ように見える ) |
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白軸そのものは
クリックタイプの黒軸と同じ型で色が違うだけ
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N-97の方はクリック用の爪のガイド溝がそもそも取り払われており下ケースとのロックが幅広の1本タイプでクリックスイッチとは異り
「リニア専用軸」となっていますが、
こちらは同じ白軸とはいうもののクリック用パーツを省略しただけのクリック用黒軸の色違いの流用品といったところでしょうか。
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カーソルキーの配置がN-97英語版とまるで異なります。 |
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キーレイアウト II
レイアウトは以下のようになっています。
(株)
PFU のレイアウト図を借用・修正
いたましました。)
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通常の
互換機キーボードと異なる部分を色付けしましたが、互換機では以下の図のように機能します
(赤字が実際の機能)。
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Function keyは一部はWindowsのショートカットが起動しますが
IME で多用する F6/7/8/9 は使用できません。
更に
バックスラッシュ/パイプに該当するキーがないのでそのままでは円の通貨記号が入力できません。
とはいうものの一通りの操作は一応可能ではあります。
データキー・数字キーは盤面表記通りそのままで使用可能です。
スペースバー右隣の [変換] キーは [Num Lock]
に相当し数値キー部分をコントロール可能で、 [2]、[4]、[8]、[6]
の各キーは NumLock状態で
カーソルキーとして使用可能です。しかし単独のカーソルキーはまったく使用できません。
[DEL] キーは
数値PAD部分 ( 数字の
[0]の右隣のみ生きていますのでWindows環境でDeleteを多様する場合は不便です。
PC-GAME-ROOM
で紹介されている SGI
キーボードの改造
みたいなことができないかな〜と夢想してます。 ただしこの方法では
Functionキーは使用できないと思いますのでやはりコンバーターが一番よいのでしょう。
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バラしてみました。
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上ケース側面のツメが食い込みがきつくなんとかリリースできましたが、開けてみたら半分折れかかってました。
これがなくても上下カバーは保持できますがまともに戻すにはアルミ板での補強が必要...
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基盤外寸にあわせて余分なスペースを削ぎ落とした省スペース設計
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電磁波防止用のアルミシートが底に貼られています。
基盤側はショートしないようにフィルム加工されています。 |
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NCD (Network Computing Device ) の刻印 |
ロジック部は別基盤になっていて AT系
のものを流用したような AT<--> PC と記された
3ピン の切り替えスイッチのシルクが見えます。
現状では仮にセンターの2番ピンからAT側にJumper
を飛ばしてもその先になにもありませんので言うなれば
AT側にセットされた状態で、PC側に接続してもダイオードが欠けているのでそのままではスイッチは機能しません。
そもそもこの基盤では他にもパーツが省略されているでしょうし、コントロールチップもまるで別物でしょうからスイッチがあったとしても意味をもたないでしょう。
このキーボードがそのまま使える NCD
端末のユーザーがうらやましい。
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