FLUKE  Y1700
Model Nr ; Y1700?
Manufacturer ; John Fluke MFG. CO. Inc.,
Switch; Unknown
AT PLug

 

 

友人が最近入手したキーボードです。 面白そうなスイッチが使われているというのいで調べてみました。  外形寸法は取り損ねました ( そもそも他のキーボードでもあまり紹介してませんけど)

左肩 のロゴです。

 

 

筐体は昔風のものでとてもしっかりしており、 一見金属BODYにペイントしたようにみえます。 IBM の PS/2 8570 ( PS/55 5570 )などを想像していただけるとよいのではないかと思います。 
手前側裏面の長方形の窪みは持ち運びを考慮したものだと思われ、掴んだときに指がすっぽり収まります。

鏡面仕上げのキートップはすべすべツルツル、 二色成形の分厚いものです。

で、スイッチは

おお.. 一見CHERRY MX黒軸風...

動作もMX/黒同様 リニア アクション

内部は後ほど

 

すっきりした内部構成。  基板はTOPカバーにネジ止めされており スイッチ取り付けに鉄板フレームは用いられていません。

...という会社のようです。  詳細不明。
ちなみにK/Bそのものは米軍のフリーマーケット出身らしいとのことでした。

 

盤面右のカーソルキー下のスペースの  BLANK1 〜6 のパターン。

なお、 すべてのキー位置にキー割り付けが丁寧にエッチングされています。

中央2か所のランドがスイッチリードで、その下の間隔の狭いランド2個は未使用です。 

左右上下の穴は ユニット固定PINの穴

スタビライザーはシンプルではあるが面倒な取り付け構造になっており、分解すると組み付けに手間取ってしまう。... ( 画像は未処理 )

LED 付きキー   ( 画像未 )

 

スイッチ

先にも書いたように一見 CHERRY MX風

鉄板フレームマウントも考慮して左右上下にロック用のツメが設けられている。

ただし当キーボードはPCBダイレクトマウントで取り付けられている。

中央部からリードが出ているということは まずMXではさなさそう、ついでに 合掌タイプを予感させる。

上下ケースは左画像では 右上、左下の二ヶ所のリベットで止められており、これを壊してやらないと内部構造を確認することはできない。

所有者が 「開けろ!」、というので...

開けた

案の定、 合掌タイプの接点でした。

接点部はケース中央からオフセットされており画像だと、左側の接点バネの稼動量が大きくなっている。  右側接点部の 3本スリットはなんとなく NMB合掌メカニカルの原型といえなくもない。 板バネ部分のヘンテコリンな波打ち具合はもしかすると NMB に繋がるのでしょうか。

 

上部ハウジングに軸を収めた状態。

内部の N マークは.....?

NMB のN でしょうか?  

軸側面。  接点部セパレーター(乳白色のパーツ ) は 中央からオフセットされていることがわかる。

なお、軸上部の十字は CHERRY MX より若干大きく キートップの流用はできません。

各キーは残念ながら埃のため渋さが出ており、本来スムースであったはずのリニアの感触が損なわれています。  接触面が多い ( 底部の 円周、 その上の四角形の4側面、スライドガイド ) ので埃の影響を受けやすいのではないかと思われます。
上の分解スイッチをスムースエイド 2度塗りで処理したところ、かなり動作は改善されました。    しかし すべてのスイッチを抜きとってリベットを破壊し、潤滑処理をした上で改めて上下ケースを接着する....としても残念ながらこのキーボードはそのままでは Windows PC では使えません。  

ただし、

このコントローラーは EPROM らしいのでベテランならばコードを書き換えて動作させることができるかもしれない。  ついでにDIPソケットに乗っかっていることだし...

2005.02.06

 

 

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