Wyse PCE Keyboard
Model No. 840358-13
Switch ; Cherry/Mx/Black, Linear action
FCC ID; N/A
MFG. Date 1988. Apr
RJ12 plug
Exclusively used with Wyse client terminal

 
Boroject W

某SHOPで 900840 (普通に使える幻のWyse キーボード) の NOS品が売り出され、あっという間に売り切れた。
ホイホイ買える代物ではないので、こちらは Poor man's approach "Wyse ターミナルキーボードをものにしよう 第二弾" 。
今回は MX/茶軸 でやってみることにした。  うまくいくかどうかはやってみなけりゃわからない。
Project X ならぬ Boroject W だ。


第一日目  5月 13日

コントローラーは NMB RT101 AQ6-MTN56Z15 メンブレンキーボードから拝借。

まずは メンブレンシートを見ながらスイッチマトリックスを書き出す。

あわせてエンコーダのPIN 配置並びに電源部回路を調べて簡単な回路図を作成。

 

今回流用するエンコーダー回路。   縦 28mm でかなり小ぶりだがそれでも K/B本体後部を一部カットしなければうまく収まらない。  あるいは鉄板を一部削り落として基板にもぐりこませるか...回路構成は第一弾で使用した RT-235BT とほとんど同じだが、 マトリックスは異なる。 本体後部カットをしない場合は 左端の入力コネクタ部がそのままでは鉄板と干渉するので処理をうまく考えなければならない。  やはり パーツ移植がいいのかな〜...悩ましい....

基板上での回路復元を考えているとなかなか事が進まないので、まずは 一気にスイッチを抜き取った。

鉄板に刻み込まれた 鉄板P/N
鉄板の厚みは 実測1.5mm。 Cherry社 MX 資料によれば推奨の厚みは 0.06インチ( +/- 0.006 ) となっており、mm換算では 1.37mm 〜 1.67mm となる。 ざっぱに 1.4mm〜 1.7mm というところでちょうど中間という事になる。 TG3のアルミも1.5mm厚。 
ちなみに APPLE拡張や 5565 などALPS SW系 や Chiconyなどの Cherry SW は 1.4mm となっている。 0.1mm の差を「ぶ厚い」というかどうかは別にしても特殊な材質であるらしい。

鉄板の状態は良好だが 一箇所だけ錆が出ていたので部分は補修で済ませることにした。
ヤスリとサンドペーパーで錆び落としの後、 SOFT99 の
Rust Converter を塗った。

時間がたつと画像のように錆びが残っていた部分が黒く変色する。  ほんとはこうならないくらい磨き出す方が良いとは思うけど...
艶無し黒スプレーで部分的に上塗りして簡易補修の予定

今回はなるべく 配線を少なくするため 既存パターンで流用可能なラインはできるだけ残すことにした。   老眼には 細かいパターンを追っかけるのはとてもつらい作業だ。  今日は適当なところでおしまいにしよう。   というわけで一日目はここまで。
毎日続くわけではありません。   失敗するかもしれない。


To be continued

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