NMB RT8255C+ 


FCC ID  AQ6-OAKZ15 
(認証日 10/16/1995)

Model No. RT8255C+
Stem Color ; Black ( Click Action )
本機の製造日:1996年12月以降

 

外観イメージは AQ659ZRT-725M やそれに続く AQ6RT101-LC とほぼ同じ。 

 

LC以前の緑色の基板と比べると私の素人目ではややチープな感じを受ける。 表面処理が変っただけなのか材質そのものが変更されたか当方にはわかりません。

RT101+ ( AQ6RT101-LC )同様にロジック部が一体化された一枚基板だが、下部ケースはこれらのシリーズの外観の原型となった分割PCB方式の725Mのケースをほぼそのまま流用しておりロジックサブボードを押さえる爪やサポート部がそのまま残っている。

フレーム原型にあった AT <--> PC 切り替えSWの窓部分は埋められている。

サブボード用のサポートは強度確保のため残すにしてもサブボードを固定する爪や穴を残すこと必要はないように思えるのだが.....

ケーブル引き出し部の処理。 LCも同じだが一部のモデルでは左手のおプラサポートにケーブルを挟み込んでそのまま引き出すタイプもある。

LCでは抜き差し可能なコネクタを採用していたが、OAKZ15分では基板にハンダ付けするタイプのものに変っている。 

 

 

黒軸クリックタイプのスイッチ

HI-TEK ロゴはありません。 
本品は基板エッチングから 1996年製と推定されますが、1994年以降のものと思われる N97 KANAのスイッチもやはり HI-TEKロゴ がありません。
1995年には HI-TEK Corporationそのものが無くなったようなのでそのことが影響しているのかもしれません。 

下の Enter key もそうですがスイッチケースそのものはLC前後で変更された新しいタイプのようです。

こちらは スペースバー用のバネ圧の強い青軸

これもロゴはありません。 LCの青と比べるとかなり薄い青で 59ZRT-101の頃のPale Blueとでも呼びそうな色あい(カメラの問題ではなく一目ですぐに気付く違いです)。  このロットが単に顔料の具合で白が多くなっただけかもしれません。

 

LCで変更されたEnter Keyのスタビラーザー機構

スイッチはLC同様横置き

 

他の中型キーは初期型から一貫してスイッチに対して横に伸びるバーのみで構成されている。 (要するに左の画像でスタビライザーごとスイッチを左に90度回転して配置した状態 )

Enter Keyスタビ取り付け部のクローズアップ

左上;上部ハウジング裏の刻印 1994年 8月

左下;下部ハウジング裏の刻印 1993年 10月

これからすると上下ハウジングはLCモデルでほぼ決定された金型で作られたかなりの量の在庫品があり、それらを LC、OAKZ15 で使いまわしていたという事になりそうです。 
OAKZ15そのもののFCC認証は1995年なので少なくとも本品に関してはハウジング刻印はキーボードとしての製造日を推定する助けにはならないようです。
尚、 mousefan掲載の Windows Key付き 8255CW+ の刻印は1997年 7月とのことですが、そのモデルは Windows Key付きですから最下段のスペースバー列の造りが変更されたWモデル用の修正金型が新たに作られたことになります。。

基板製造は 1996年 第48週(12月かな? 各自計算よろしく)

HI-TEK Keyboard Division の表記は無くなっている。

最下行は LITEON -22 のように見えるがそうだとすると基板は96年時点でLITEONに外注するようになった(あるいは なっていた)ということかもしれない。 

可もなく不可もなくごくごくあっさりとした印字。  Ctrl, Alt, Shift 等のキーは凹凸のないシンプルなデザイン
   

製造者名
NMB TECHNOLOGIES INC
KEYBOARD DIVISION
となっておりラベル表記からも HI-TEK の記載が無くなっている。

 

 

Uploaded 2013.12.30 

 


     

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