FCC ID 認証登録; 不明
本機の製造日; 1994年 6月
ALPS 白軸 クリックタイプスイッチ採用
スプリング長は 10mmで FOCUS FK2001同様緩めのバネ。
NTC ( NAN TAN ) 社による UNIKEY
ブランド品で外観からは別項で紹介した ZEOS ブランド
KB-6251
より古いようにみえるのですが上カバー内部の刻印では
1994年製造のようです。 FCC ID
の検索ではラベル記載通りの KB と
6151の間に- を含むものは見当たりません。 "-"
を含まない KB6151
は2機種が登録されており登録に4年の開きがあります。ラベルには明確に
FMA44HKB-6151とハイフンつきで記載されており下のリストの
KB-6152 と KB6151C の間に本機が "あった" のか
あるいは KB6151 そのものが本機を指すのか不明です。
ちなみに MODEL NR:KB-6151ER、 FCC ID:FMA44HKB6151ER という OMRONのアンバー軸を採用したモデルも存在し、外形はほぼ同一ですがそちらはスイッチの時期から考えて1987年〜1988年頃のものと思われます(画像のみ別項で紹介。)
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上部キャビネットの刻印 は 1994年 6月
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NTC KB のFCC ID
FMA44HKB6151
01/04/1990
FMA44HKB6151C 12/15/1986
FMA44HKB6251
04/11/1988
FMA44HKB-6152 07/16/1987
FMA44HKB6150AT/XT 12/24/1986 |
トータルデザインはやや古風な感じでそれでいてFCC
ID や
刻印では新しい部類らしい正体不明のキーボードです。
追記
外見同一でUNIKEY ブランドではない NTC
KB-6151でラベルの FCC表記が "-" 無しのFMA44HKB6151となっている
ものがあるとのことです。
となるとこのキーボードは1990年登録の
FMA44HKB6151 で間違いないのでしょう。 刻印が
1994年ですから Unikey
に供給する際ラベルの印刷をチョイ間違えたという事でしょうか。 2005.05.29
大事なことを書き漏らしてました。
本機は何故かENTER
KEYのみタクタイル/クリックバネがはいっておらず、いわゆる
リニア特性になっています。
これがオリジナルの仕様なのかあるいは以前のユーザーの手による修正なのかはわかりません(単にバネをなくしただけなのかもしれませんね)。 |
基盤レイアウトは ZEOSブランドの省スペース版と大変似通っていますがケーブルコネクタ位置が異なります。
6251は
スイッチ固定の鋼板がすっぽり収まる省スペースボディですがこちらはほぼ同じデザインの基盤を余裕たっぷりのキャビネットに治めて通常サイズに仕上げています。
上部カバーもOmnikeyや
FK555ほどの厚みがなく全体手的に重量不足の感があり、緩めのバネも影響していると思いますが底突き音やキー全体の反響に重厚さというものが欠けます。
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ALPS 白軸 スイッチ
上ケースはスリット無しタイプ、スプリング は 10mm
スリット無しですから 製造刻印は1994年ということでマシがいないでしょう。
* スリット画像 その2
* 先に紹介した 非Unikeyブランド品はスリット有りのケースという事ですので、比較的早い時期のモデルと思われます。 |
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底板はやや薄めの黒色塗装スチールプレートで上下ケースの構成やツメ足の取り付けなどは静電容量方式を採用した
BTC 53シリ−ズに通じるものがあります。 スチールプレートそのものは Northgate Omikey
や古いFOCUSのスチール底板ほどの重量はありません。 |
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側面のイメージは Model
Mに似たデザインで NMB
RT-101あたりと共通するものがあります。 |
2004.05.24
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