背面 |
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前縁は3箇所の爪で押さえ後方の3箇所のみビス止め。 AT84クローンという割には簡素な構造
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盤面の角度調整脚は少し変っていて構造は違いますが APPLE
EX II のように横方向に長い板で支える形式です。
画像中央の四角い板を左側に寄せて上方向にスライドさせることで脚部がせり上がります。
任意の角度でスライド板を右方向に寄せればその位置でロックされます(右画像ではまだロックされていません)。 APPLE EX
II
は古くなってくると操作困難になったりしますがこちらはそういう事はなさそうです。 SimplifiedなALPSは嫌いですが同じ簡易構造でもこちらはよく出来ていると思います。
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キーレイアウト同様旧さを感じさせる金属製ビス受け。
基板/フレームは4点で上部ケースにビス止めされます。
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基板の製造社名表示
NMB と HI-TEK CORPORATIONの2社表記となっている |
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本品はケース刻印がなくラベルにも製造年を示すものがありません。
唯一それらしきものは 基板パターン面の 8641 のエッチングのみです。
これからすると基板製造は 1986年 第41週(10月中頃?)と思われます。 |
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直出しATケーブルの他にRJ45のコネクタを備えている。
用途は不明。 内部結線は調べていなません。
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LEDつきのキー、 Scroll
Lock、 Num Lock, Caps Lock に用いられています。 スイッチそのものはAlternate actionというわけではありません。
HI-TEKロゴはセンター配置
スイッチの下ハウジング、フレーム押さえ部分やLED枠などの形状が後継のRT-101などのものと異なります。
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LED用の枠の出っ張りを避けるため軸形状が他のLED無しのスイッチとは異なります。
これに合わせてキートップの方もはめ込み部分の形状が違います。
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こちらはLED無しの通常のキーに用いられています。
"PAT PEND"となっていますが、欧州特許EP012406
A1を取得しています。 (承認日 1984年 11月)
ちなみに申請者は HI-TEK
CORPORATIONそのものです。
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LED付きとノーマルスイッチ Two Shot
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LED付きの方は軸側形状に合わせてキーキャップも特別あつらえ
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NMB独自のスタビライザー
下がShift keyで
上は縦方向にバーが追加されたEnter Key
Enter
Keyのスタビ構造はLC以降はスイッチ横置きで縦方向にキー
トップに取り付けたスタビが加わる構造となる。
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Enter
Key部分を上方向から
追加された黒色の細いスタビバーのスイッチ側はスイッチ枠に挟み込ま
れているがもう一方(画像では下端になる)は保持装置は無く針金の形
状によるバネ動作を利用している。 スタビライザーはキートップに固定
されないのでキートップの抜き取りは他のスタビ併用のキー同様横方向
にかしげるだけで簡単に外せる。
この構造はLC以降変更されている。
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こちらはスペースバー用のバネ圧強めの緑軸(リニア)
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"PAT PEND" の拡大
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う〜む...
どうせなら
桃、あずき、薄い青など各色とり混ぜて欲しかった....
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参考
左は 87年製のRT-101+のスイッチです。
縦方向のフレーム枠押さえの部分の形状が異なります。
ロゴも右側にシフトしています。
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もうひとつの 84クローン
P/N
112083-003 はケース刻印から1986年 6月製造品(基板は 1985年 36週)のものと ケース刻印自体が1985年のものとが確認されているようです。
更にRevision違いの MAXAR ロゴ品をのねこさんが扶養しておられるようで、そちらは FCCID
AQ659ZAT(認証日 10/20/1986)
の表記があります(112083-003との違いは
LEDがSW埋め込みからLEDブロックへの分離)。 本機はMAXARブランド品のすぐ後に製造されていることになりますが本機は特定用途のOEM品であったのでしょう。 |
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