Gray server color Model M

P/N  1394946
Buckling Spring Technology
Cable ; Detachable 
( Gray curled cable
with a PS/2 plug )
2 piece type key caps
Inner plate color ; White
MFG DATE  11-22-91
 

 

黒角ロゴ インダストリアル系の1388032や PS/2でも使える 1393653 の後継モデルというところでしょうか。 たぶん他のP/Nもあるのだろうと思います。 簡単に言えば 1391401 のグレー筐体 というところでしょう。 1991年のUS IBM製でアクチュエータープレートは白色です。 脱着可能な PS/2カールケーブル、 2ピース構造のキーキャップ、 排水口無し とオールドモデルの特徴を備えていますが、 右ENTERや [+] キーにスタビライザーはついていません。
この時代のグレーの工業用途PS/2本体というとどういうものがあったのか実のところわかりません。  もうちょっと時代が下ると用途は異なりますがPS/2の集大成とでもいうべき PC Server 500  8641-Mxx なんてのがあります。   
 
入手した個体は砂漠に転がっていたのではないかと思われるほど内部に砂埃が入り込んでいて各キーの動きはカサカサゴソゴソと最悪です。  埃・鉄粉が舞い飛ぶ工場だったのかもしれません

単なる砂埃というより金属粉が混じっているような埃でした。
左画像はスタビライザ無しの右[ENTER]キー並びに [+] キー部分。
数値キー部分が特に状態が悪く、押し込むと戻らなかったり戻ったり...


見かけは上々なのですが内部は相当お疲れのご様子....と思って開けてみる案の定、溶着リベットは15〜6個剥がれており (筐体内に残っていた )ついでにプレートを固定する左上の突起も折れていました。 

白い丸は剥がれた溶着リベット( 最前列両端は底面のラバー)

 

スチールプレート側のリベットの様子

 左上の折れたプレート固定スタッド

まともに使えるようにするにはアクチュエータープレート内をしっかり清掃する必要がありますが....どう考えても 42H1292 で試したプレート固定手術を前提に修復したほうが良い、 という診断を下しました。 

よってリベットを全て切り取りました。 これから先、修復に失敗したらただのガラクタです。

スチールプレート内側は何故か錆が浮き出している。 原因不明。
プラスチック基板表面、下部パネルに飲み物がこぼれた痕跡は無い。

 

メンブレンシートは鋼板の錆びに伴ないカスがこびりついている。
尚、これでも今のところ動作に支障はない。
M といえども外見はしっかりしていても内部でジワジワと劣化が進んでいるかも...

 

バックリングのパーツは問題無し。 錆びも無い。


LED 接続はメンブレンシートに追加されたフィルムケーブルで接続する方式で古い 1391401あたりとは異なりますが、何よりも大きな違いはメンブレンシートのベースとなるマトリックス縦系のシートそのものが 初期の1391401 より薄くてヘナヘナしています。 
87年製のジャンク ( 黒いプレート表面が薬品か何かでまだらになっていて美しくなかったのでパーツ取りにした )から抜き出したしっかりしたメンブレンシートと取り替えたいのですがLED接続形式が異なるし、 ケーブル接続形式のコントローラーの予備は持ち合わせていません。   ベースとなる縦系のシートだけでも取り替えたほうが良いのかも

 メンブレンシートの P/N

  縦系   横系
旧型  '87年 1391401 1390352-681 1390345-681
本機 1390352-786 1397461-788

横系はLED配線を含むだけでシートそのものの厚みはさほど変わらないように見えます。


プレ−ト入浴中につき本日はここまで。

2004.08.28  


そして作業再開、 

基板の溶着リベットを全て根元から切り取りカッターナイフ切断面を平らにして、ドリルで穴開け。  

穴開けを終えた基板

 

穴開け 並びに ガイド用ボルト取り付け完了 .
ラバーシート、メンブレンシート位置決めのためのガイド用のボルトは
基板中心、4隅のほかに適当に2〜4本立てる

 

 

この基板は スペースバースタビライザの支点部分が裏面ラバー側に穴が開いており一応リブで囲われてはいますが防水性を考えてプラ板で塞いでみました。  とはいうもののネジ穴をたくさん開けてますのであまり意味は無いかもしれません。

 

ハンマーをセットする前にスプリングをシリコンスプレーでオイルトリートメントしようと思い全てのハンマーからスプリングを取り外したが.....

これは失敗だった。
具合の悪いものだけにするべきでした。

 ハンマーを定位置にセット

 最下段(縦系)のメンブレンはしっかりしたものに変更

 

ネジ止めを終えた基板アセンブリ裏面

ネジが足りなくなったのでまたしても最前列は未処理。 最前列は皿ネジを使用しても表面処理が少々面倒 ( リブを一部切り取る必要がある)。
尚、 スチールプレートは パーツ取りに保管していた 1391401 の錆び無しのものに取り替た。 

 

ネジ部分の拡大

3種類のネジを使い分けています。 
手前2列は2mm径の皿ネジ(表面でナット止め。 タッピングだとナット無しで大丈夫 )。  
中間列 は表側から 2mm径のネジを鋼板側でナット止め。
上の列は鋼板側から 2.6mm径のタッピングビスを使用。 

 

 表側のネジの様子
  表側全景 (拡大画像付き )
ESCキーの左上にネジの頭が見えます


 

ついでの修復

折れていた 基盤固定用のスタッドも修復。 接着剤で止めた後 ピアノ線を埋め込みました。  


修復完了  ( 一応....)

と言っても表から見ただけでは違いはありません。

ネジ止めはそれなりに効果がありますが、実のところ締め込み具合がけっこう難しい。 締めすぎるとスプリングが直立してしまい動作もなんだか硬くなる。 
今回は防錆を意識してスプリングを一旦ハンマーから全て抜き取ってシリコンスプレーで処理しましたが、スプリングの取り付けに失敗したようで一部のキーがバックリング不良をおこしてしまいました。  表側からスプリングを抜き出して再調整してなんとかOKになりましたが、 下矢印だけはクリック音が出なくなってしまい、再度 調整が必要ですが現状でもキーは反応しますのでとりあえずそのまま....後日調整。
 
スプリングの取り付けはコツがあるようで、今回は余計なことをしたおかげで全体としてタッチにバラツキが生じる結果となっってしまいました。 

本日の収穫; まともな状態のスプリングは敢えて抜いたりしないほうがよい。

とはいうものの入手時のカサカサ、ゴソゴソ は無くなり、すべてのキーがスムーズに戻るようになったので一応は 修復作戦成功 というところでしょう。   タッチが均一さに欠けるという点を考慮して 70点 というところでしょうか。
 


おまけ

コントロール基盤

 P/N 1397553 K27-1、 エンコーダ チップ P/N 1394080
LEDへの配線は横系メンブレンシートとコネクタを共有したフルムケーブル仕様。

 

限りなく黒に近いコゲ茶のインク...らしい
下の方は 薄めの茶色

字体は 1388032 より若干細めで且つ色あいも薄めで控えめな印象。 

Alt キーのみ グリーン
盤面左上のロゴ

Server 500 と並べるとドンピシャリ
....なんだけど

 

 

 

2004.08.29   By Sandy

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