KeyTronic
E03417XTAT
FCC ID ; CIG03418
Capacitive Contacts Switch/Rubber cup
Mfg Date ; SEP. 1992
Made in U.S.A.
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FCC ID 認証登録; 01/30/1991
本機の製造日; SEP 1992
特徴 ;
@ 静電容量方式 +
ラバーカップスプリングの無接点スイッチを採用
A AT/XT切り替えSW付き
(今となっては無意味だが...)
KeyTronic お家芸の静電容量のキースイッチ、ラバーカップスプリングのキーアクションで
別項で紹介した Compaq Enhanced
キーボードと造りはほぼ同じ。
同時期の静電容量方式としては他に BTC53シリーズ、
古くはIBM モデル F の系統がある。 形状は IBM
Model M
に似通った印象があり、モデルFの湾曲ベースを平らな基板/鋼板に置き換えて
モデル M
を模倣した、といえなくもない....と思う。
デザイン的にはどうってことないありきたりのキーボードですが、無接点式スイッチというのが売りでしょう。
BTCの53シリーズはどことなくチープな印象がありますが
構成はとても似ているものの KeyTronic
の方は基板の造りなども一枚上手のように思えます。
中古 (あるいは ゴミ寸前? )
なのでラバーの感触が出荷時とまるで異なるなるでありましょうから、現状でどうのこうの言っても始まらないとは思いますが、
Key Toronic のこの時期のラバーカップ製品は ゴムゴム
グニュッ とした感じがなく
(単にヘタっているだけなのかもしれません
)、昨今のNMBよりこれらキートロ製品 および Maxiswitch
のほうが好みであったりします。
本品はロゴ部分に何もありません。 Professional
Keyboard
などと書かれたアルミベースのプレートが付いていたのではないかと思うのですが....
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80年代末期の Compaq Enhanced
Keyboard
と違い、何故かEMIシールドなどは一切ありません。
おかげで美しい基板裏面をすぐに拝む事ができます。
基板、プランジャー固定鋼板共にほぼ外装ボディサイズ一杯の大きさです。
静電容量スイッチ部を拝むには上の画像に見える都合23個の小ネジを外す必要があります....よって割愛。 |
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ちーっと色あいが違いますが
左が本品、右が Compaq Enhanced
2色成型キートップ、軸部分
並びに切れ込み付きの黒色のラバーカップ...もとが一緒なのでほぼ同じです。
キートップはやけに薄くできています。
大型キーなどは耐久性に乏しいような気が...。
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軸の拡大 |
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基板 〜 プランジャー 〜 鋼板 〜
ラバーカップ 〜 そしてキートップ
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とても美しいので 基板/CHIP廻りをもう一枚 ^^;
CHIPの右横は設定変更用のDIP SW
裏板 右足の隣にアクセス窓があります。 |
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アクセス窓のカバーに刻まれた動作モード設定表
DIP
SWそのものは8連SWですが、 実際には SW1 とSW2
の設定しか記載されていない。
他の6つがなんらかの機能を持つのかどうかはマニュアルがないのでわかりません。 |
本品は
スタビラザーの取り付けが他のキーボードと若干異なっており、一見すると「こんなんでいいのか」と問いたくなる構造のように思えます(
私には )。
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一見
ごく普通に見えますが、右の画像でわかるようにキートップ側末端に折れ曲がりがありません。
どのように保持するのかというと |
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キートップ側のスタビ受けに小さな凹みがあり、
その凹みにスタビライザーを押し込む構造になっています。
一旦 キーを取り外すと元に戻す時に
一般的な保持機構と違ってヒジョーに面倒。
はっきり言ってメンテ性が悪い。
スタビはベース、キートップスタビ受けの構造上
前後どちらからでも取り付けが可能のようです。 |
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スペースバーはというと...
単純に引き抜くと間違いなく壊れてしまいそうな構造で、一旦上下キャビを外し基板裏からストッパを解除してやる必要があります。
当然とりつけもその逆。 |
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下部キャビの刻印 |
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上部キャビの刻印 |
FCC の登録とは裏腹に、
下部キャビは 86年4月製造、 上部キャビは89年
6月製造という事のようで、 KB101 PLUS AVEE03417
あたりのキャビをそのまま流用しているのではないかと思われます。
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基板にかような値札のような検査表がついていましたので
本品の出荷時期は 92年
9月以降という事でしょう。
長いこと同じ筐体・デザインでProfessional
シリーズキーボードを製造・販売していたという事なのでしょうね。 |
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ラベル
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う〜む...画像だけならとっても美人だ
裏面を眺めて、 お終い
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これが一番実際の色に近いのかも
画像の加工はいたしておりませんが何故か実物より美しく撮れております。
実物はコンガリと焼けており、キートップは BTCと異なりキートップなどはまったくといっていいほど漂白の効果が得られませんでした。
それにしても Key Tronicの キーボードは Apple
並に変色しやすいです。
2004.05.31
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