Packard
Bell FDA-102A
Model No. FDA-102A
OEMed by
Forward ( 福華電子 )
FCC ID;
F4Z4K3FDA-102A ( not sure but most possibly
)
US 101 key layout
Switch ; ALPS White/Click
Fixed coiled cable/AT plug
( most possibly )
|
PACKARD BELL ブランド の FORWARD製
101キーモデル。
正面パネルのデザインは AT 84クローンの FDA-101
と似通っており、底板も
FDA-101同様厚めの鉄板が用いられていて
スイッチプレートアッセンブリをアッパーキャビネットにネジ止めする構造も同じです。
掲載品は ALPS
白軸スイッチが用いられていましたが保存状態が悪く鉄板も錆びがひどかったためスイッチはすべて抜き取りALPS
オレンジに換装、鉄板は錆び落としの後
再塗装してレストアしました。 本来なら
クリックタイプにするべきなのですが、良質のクリックスイッチの取り置きがないのでいつものことですが
ソフトタクタイルのオレンジのままです。
元の状態はスイッチ内部にまで入り込んだ砂埃で
押したら戻らないキーがあるなど最悪でしたし、オリジナルとは異なる
オレンジソフトタクタイルですから、FDA-102
としてどうか、なんてことはまるでわかりません。
2005.05.01 訂正
底板の鉄板ですが改めて比べてみたところ FDA-101
より若干薄くなっています。
FCC 認証では FDA-101 が 03/27/1987、
FDA-102が 03/24/1988
で、ほぼ1年の開きがあり、コストダウンの
要請が反映されているのでしょう。
スイッチプレート全体像 |
|
|
基板裏面 |
|
基板両サイドに見える黄色っぽいものは例によって鉄板裏面に貼り付けたセパレーター付きブチルゴム。
スイッチプレート全体は鉄板の両側上下2箇所
の都合4個
と基板上の3個のネジでアッパーキャビネットにネジ止めされている。
|
|
|
|
基板上の FORWARD
のエッチング
FDA-101 と同じく 12KCxxx の型番 |
|
|
|
|
|
上; Function
キーで数字キーの間にレイアウトされたエンコーダー部。
このキーボードは
AT/XT切り替えスイッチは省略されているが
底板には切り替えスイッチ用の小窓が残っている。
Intel チップに印刷された FDA-102/AE の型番
チップは韓国製 |
|
|
|
黒色塗装の底板
錆びお落としのみで再塗装したが、レストアが済んでみるとなかなかキーボードとしての出来がよいので、底板のデコボコもパテ埋めで改めて修復しようかと考えているところ。
ゴム足( 後方角型 2個 と
前方縦長 2個 )
はペイントのために剥がしてあり、未装着。 |
画像 未 |
FCC ID ラベル
実はこのモデルも FCCラベルが剥がれていた。
中文仕様の TATUNG フランド が FDA-102A、 F4Z4K3FDA-102A
となっているので、こちらも同じだと思います。
|
|
角度調整用のレグスタンド
FDA-101
同様収めた状態だと磨耗のためロックが甘くなっていて
ブラブラする。 |
|
PACKARD BELL のロゴ
薄めのアルミプレートで淡いグリーンの下地にシルバーのロゴ゙なのですが、変形と傷であまり状態がよくありません
|
|
キートップは二色成形
( 左が本機)
取り立てて分厚いわけではないが Northgate やFocus
系ほど薄くはない。
なお画像右は FDA-101 の NUM PAD
部分で、FDA-101の場合はこの部分だけ別物で
旧型ALPS仕様に近いものだが、本機はすべて同一仕様のものになっている。 |
|
補修済み鉄板上の ALPS
オレンジ軸スイッチ。 |
オレンジ軸は鉄板裏からのブチル処理と相性がよいのではないかと思う。
もっともこういうのは手をかけた本人の「思い入れ」というバイアスがかかっているので実はそんなことはないのかもしれません。
|
ロゴの修復がいまいちではあるが全体としてうまく再生できたと思う。
Chicony にも クリックだけではなく
緑リニアがあったくらいだから、FORWARDだって
オレンジ仕様があったかもしれない....ということにしとこう。 |
手抜きUpload; 2005.04.30
|