Part I "鳴くキーボード"
というか "さえずるキーボード"
というか.... スイッチの中でなにかがチリリンと鳴いている。
私としては、たとえば 5576-C01にみられる 変な残響
は大っ嫌いなのだが、このキーボ−ド
はちょっと別。
静かにしろと言いたくならないでもないが、
チチチシャリン とか
クリックの後でやけにかわいらしい チリリ...
という音が聞こえてきます。
本当は番号でいうと一つ古い 5181
が欲しかったのですが、いろいろあってこのKB-5191に キーボードとしては軽量級でなんとなく頼りなさそうな感じがする。
さっぱりわからんな〜 、
白軸は Soft Tactile という事だけど...
この感触をそういうのか.....違うはずだ... MX黒軸リニアよりかなり軽く仕上がっているが、 どう割り引いても クリック系 のスイッチとしか思えない。 さえずり はよく聞いてみるとハウジングの中で たとえば 「芯棒の周りで何かがクリックと同時に 1, 2回 跳ねている」 というような感じで、 Qwerters さんとこの 青軸の説明 がとても近いように思えるのだが....説明図の白い樹脂が(感覚的には金属音ではあるが )抜けた後で軸上を1〜2回跳ねて上下しているような...あるいは芯棒より一回り大きなリングが芯の周りでブレているような音。 ご本家 Cherry の G80シリーズはFunction Keyから上端までが必要以上に広く体的に大きめになるが、この Chicony KB5191 は A01風なサイズになっており、デスクトップPCを文字通りデスク上に横置きにして手前にキーボードを配置せざるを得ない時 このサイズはとても扱いやすい。
というわけで、現在の MX白軸 あるいは 青軸がどうなのかわかりませんが、とりあえずこのキーボードは "SKYLARK" とでも命名しようか 。 なんとなくファミレスっぽくてつまらない、ついでに煙草を連想する?..... それでは "Lady Chatterley ".... これだな。 ちょっと色気ありすぎで名前負けしてるかもしれない。 Part I で「スイッチの中で何かがチリリンと鳴いている」、「やけにかわいらしい チリリ... という音が聞こえてきます」 と書きましたが、CHERRYスイッチはけっこう難しいものがあります。 台湾の chensさんに手製の治具を教えていただいたものの、時間がなく材料を買いにいく事ができず謎の究明はほったらかしになっていました、専門家のお力におすがりするのが一番、というわけでスイッチ分解大好きな 滑鼠愛好家 なサイトオーナーさんに開腹手術をしていただきました。(2004年 1月某日 ) あまりにもあっけなく開いたので経過画像無し
m(_ _)m
同じKB-5191 でも
後期のもので 偽CHERRY
クリック白軸を採用したものがありますが、この 1988年
6月製造モデルは本物のCHERRY MXスイッチであり、
かつ「白軸」とはいうものの現行青軸同様クリック発生用の可動パーツが仕込まれていたのです。 このモデルは 製造がJUN ’88 となっており、MX スイッチの採用機種としては古い部類ですが、もしかするとMXスイッチは当初 色によるスイッチタイプの区分が明確でなかったか、あるいは白軸キークリックでスタートした後、ソフトタクタイル、リニアとスイッチのタイプを増やす過程で組み立て工程での誤りをなくすため明確な色分けを規定したのかのいずれかではないかと考えることもできます....が、 実際のところどうなのでしょうね。
いずれにしても "Lady Chatterley " の命名は間違っていなかった。 そして 更に台湾では現行青軸採用のKB-5191が... To be continued to PART III
軸の違いについては Cherry G80-3000 の項
に加えてみましたのでそちらどうぞ。 Filco FKB91JU のレビューは猫のキーボードルーム のこちらにあります。
初版 2004.01.04
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