Cherry  GmBH 
G80-3464HKMGB/ 01
   
FCC ID ; GDDG80-3000
.hencoop MIX/ Black Slider/Linear action
Key Top/Two Color Injection
Coiled cable with a PS/2 Plug

 

買っちまいました。  メカニカルというとついその気になっちゃう私。 G80 なら メカニカルMX キーに違い無いとうわけで...ただし後に続く型番が現行のCherry サイトの型番解説で該当するものがなく、"K" がどのタイプのスイッチにあたるのか不明。 そもそも 3464 という機種そのものが見当たらない。  どこぞのPCメーカーへのOEM品なのかもしれない。  



手元に届くまで リニアー、クリックあるいはソフトコンタトのいずれなのかわからなかった。  届いた結果は黒軸 リニア というものでした。  ボディも真っ黒で、 Cherry というと 白 というイメージなのですが...ま いいか、 すぐれものの黒軸リニアだし。  ついでに キートップは "H"が示すとおり2色成型でした。

感触は近いところで 東プレのリニアフォース101 の押下圧をうんと強くしたってとこ。   勿論かたや ラバー + 円錐スプリング でこなた弦巻バネという違いはありますし、 底打ち時の感触はリアルフォースがコツッコツッ と抑制の効いたダンプされた音ですが こちらは カタカタ とやや開放的かつ明るめの音がします。  バネの強さのせいだと思いますがかなり独特の反発が感じられます。  Keyboarders のpapa_575さんによる MX黒軸 G80-1800LPMEU-0  のレビュー に 「ビヨンビヨン」、 「トランポリンの上を歩くようにさらさらっと打つ」 という表現がありますが、黒軸の感触をとてもよく表していると思います。  この感触を好きになれるかどうかは人それぞれですが、私は気に入っています。
 (  動機不純ですが、新品で買ったはじめてのキーボードという事もかなり影響しているでしょう。 ^^;  )  

構造はというと、 「ネジなし、バッチン、めちゃ簡単 」とまるでガスコンロのコマーシャルをもじりたくなるような 一種の構造美学ともいえるべきものがあります。  知った風にいうと ドイツ的 工業デザイン美学 とでもいうのでしょうか (そういうものがあるのかどうか知りません ) 。  考えてみると リアルフォースも筐体の組み立てにネジは使用されておらず、ツメだけで表と底部がガッチリ固定されていますのでこのあたりも共通するところがありますね。  

スイッチは基盤(紙フェノール基盤というのかな?)に取り付けられており、非常に心もとない。  下の画像のように自重だけで゙こんなにたわんでしまいます。 

Qwerters Clinic のK. .Tanaka氏によれば、Cherry内製のキーボードはほとんどがスイッチ基盤直付けのようですが、Cherry スイッチを採用する他社製品では鉄板にスイッチを取り付けてより剛性を上げた構造のものもあります。
また、Cherry G80そのものも初期のシリーズはフェースプレートマウントかつ厚めの二色成型キートップでした。

基盤取り付けにも一切ネジ類は使用されていない。 位置決めして上蓋・底板 で挟み込むだけ....なのにこれがシッカリしているというのが実に不思議。

所有機は型番末尾 GBで示されるとおり UK配列となっており、US配列で 数字3/@ の部分は ポンド 記号がある、@マークは 中段右手にある、など通常の US配列とは異なります。   ついでに Body の黒が シック というわけではなくむしろその反対でなんだかギラギラしていてチープさを醸し出しています ^^;。    やっぱ Cherry は 白 があってるな〜 。

Hの2色成型でわからない K にWindows Key付きの M と UK配列の GB
1992年 2002年の第50週製造...らしい


( G80-3000 としての )総合評価としては 「 この軽さはなんとかならんか..」、といいたくなりますが、現行機種として入手可能なキーボードの中では東プレのリアルフォースと並び優れたキーボードであるといえるのではないかと思います。 リアルフォースほどこだわりもなくサラリとつくられたキーボード という感じ。  もしかすると所有機は Cherry が適当にOEM用で造ったG80のローコスト版かもしれませんが押さえどころはちゃんと押さえていてコストパフォーマンス的には一応満足しています。

もうちょっとバネを弱くすると更によくなるのではないかな〜      これは全て所有機のリニアアクションでの話。 他は知りません。  

ネオテックさんで触った限りではクリック、ソフトクリック ともに MX スイッチはいずれも好ましいもので、昨今の ALPS SWを採用した新製品群の「軽薄さ」(  石が飛んでこないので言いたい放題  ^^; ) とは一線を画するものがあります。 エルゴタイプは生産終了しておりマニアの間では高値で売買されていますが、 G80-3000 は今でも現行機種として比較的お安く新品を購入する事が可能ですので、程度のわからないALPS SW系の中古機をオークションで購入するよりは G80-3000 を選択するというのも賢明な選択ではないかと思います。 ネオテックさんでは通販もやってます。

 

追加 (本ちゃんをUPする前に追加ってのもおかしいですが   01.04.2004  )
Chicony KB-5191 で軸色の 怪 に遭遇しましたので、所有する Cherry 製品は1台きりですが、軸ごとの違いを 私なりにまとめてみました。  このあたりは Qwerters の図説入り解説が詳しいのでそちらでうんと勉強してみるとよいでしょう。   また擬音分析系 のpapa_575 さん Keyboarders は人間の感覚をとてもうまく言葉で表しているのでこれも大いに参考になります。  私のは....ま〜 個人的な備忘録とでもいうか.... 

  • 黒軸   Linear Action    チト重め。
    クリックは無い。それこそリニアに押し込まれていき戻りの際もバネが指を押し戻してくる ( これがいわゆる papa_575さんがいう ところのトランポリン感覚 )。 なぜそうなるかは Qwerters の白軸の左側の足を見れば理解できる。  押されてOFF状態となっている接点用バネがコイルバネによる軸の上下同に伴ない直線的に斜めの足に沿ってリリースされていくことによってリニアな特性を生み出している。
     

  • 白軸   Soft Contact    黒より軽い  訂正  2004.11.28
    黒軸より若干軽く感じるが実際にはバネそのものは 黒軸/リニアより強いのではないかと思う。 スイッチレバーの角度を替えて タクタイル感を出している。  スイッチオンのポイントで一瞬軽くなるので 黒軸より軽く感じるのだと思う。

  • 青軸   Key Click    (これがいわゆる クリック)
    Qwerters で  Click Tactile と記されており、要するに クリック音付き、 バネのリリース (カクンってやつ )を感知できる という事でしょう。 バネのリリース感はそれほど強くないが、同時に生じるクリック発生のメカニズムで明確なクリック感を生み出している。 そして Qwerters の解説でわかるように、 軸の中でもう一つの軸が踊っている。 
    なんと Chicony KB-5191 ( 1988年製 ) の白軸はこれと同じなのだ。

  • 茶軸  
    これは多分 白軸と同じ Soft Contact に分類されると思いますが現行のCherryサイトでは確認できない。
    白軸のバネを長く柔らかいものに変更し タクタイル感を弱めに設定したものと思われる。
    黒軸/リニアが重く、青軸のクリック音は好みでない という方には最適かも。


現行の CHERRY G80-3000型番表記 (CHERRY WEB SITE より 抜粋)
G80-3000#$%&&
&&

印字方式

----------Technical design--------

各国言語

H; 二色成型 A= Linear action    DIN Plug A=  Windows Key無し BE = Belgian
L; レーザー印字 E= Soft Contact  DIN Plug M= Windows Key有り CH = Swiss
F= Key Click  DIN Plug DE = German
P= Linear action  PS/2 Plug DK = Danish
Q= Soft Contact PS/2 Plug ES = Spanish
S= Key Click PS/2 Plug FR = French
U= Linear action  USB GB = English (UK)
IT = Italian
K というコードは見当たりません。 NO = Norwegian
SL = SI / HR / YU / BiH
SF = Swedish/Finnish
EU = English (US) with Euro currency code
US = English (US) 

$ 部分の スイッチ タイプの規定は キーボードタイプで異なるようで 上記は 3000以外、たとえば 11800 や 1800 などには当てはまらない。
eg; G80-11801LPAUS    茶軸
      G80-11900LPMJA    黒軸
      G80-1800LPMEU-0  黒軸

   

Cherry MX key switches

 


 

治具

chensさんによるアンテナ線付属の圧着端子を利用した MXハウシングを 外す 治具 ( 台湾のFORUM "AKIMASA的討論区"でchensさんが発表した MX黒軸 G80-3000 の青軸化に関する投稿記事で紹介されたものです)。  画像は こちら 

先日秋葉で買い求めた圧着端子で早速chensさん指南に従って作ってみました。  残念ながら 秋葉では ピッタリのサイズのものを見つける事ができず 1サイズ小さいものになりました。 
加えて足部分が少し短い、 厚過ぎるため削り込む必要がある、など入手した圧着端子は最適とはいえないようです。


金属の棒を入れてハンダ付け固定すればよいのでしょうけど、適当なサイズの丸棒がなかったので木製の丸棒を細工しました。
圧着端子はもう少し削り込んだほうがよかったようです。先端の曲げはテスト後引っかかる程度に戻しました。

 

現在使用している MX用治具


Upload 2004.01.18
Last Update 2014.01.04 フォントサイズ変更。 型番修正

 

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