BIOS
EXPRESS
MODEL NO: KCME907L
FCC ID : GRH3VEG01AXT-A20A
AT 84 Key layout
Manufactured by GOLD STAR ALPS
Made in Korea, R.O.K
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お歳相応に日焼けが認められますがそれでもなかなか
美しいキーボードです。
GOLD STAR ALPS はALPS社の韓国合弁会社で 金星電子 (現在の LG電子
)。
本来
白かったはずのテキストキーやグレーのキーもけっこう焼けが進んでます。
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これと比べるとやけに素っ気無いロゴですね |
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側面フォルム |
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細身のフォント
私としてはこういうすっきりしたフォントが好みです。 |
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ALPS
青軸ですが、軸製造過程で顔料の混ざり具合ゆえか軸色は均一ではなく、濃いめの
青 と 薄い青とが混在しています。
スイッチハウジング上面にALPS
ロゴはありませんが内部アセンンブリから本物のALPS
SWです。
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スイッチ assy |
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キートップは2色成型.
J3100
や Leading
Edge と酷似してますが
おへその先端処理が異なり、こちらは角の面取りがされておらず角が立っています。
充填部分の造りはそっくりです。
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基盤にALPS
ロゴは見当たりません。
エッチングで確認できるのは左の番号のみ |
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ケーブルの引出しはチョット変わっていて
IBM マルチステーション
5556キーボードに似ています。 画像
左は内側、 は外側。 |
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底面の感じは
BIGFOOT系に似ています。 位置付けとしては
BIGFOOT系の廉価版という事だったのかも...
鍵盤午訪斎サイトでも兄弟機について指摘されていますが、
ロック用爪 や
固定ネジの設置方法もそっくりです。
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盤面角度調整用のスタンド周りも
BIGFOOT 風。
キーボード自体の占有面積は小さいので
こちらは SMALL FOOT の呼称が合っているのかも |
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と、まあ
ALPSスイッチ採用のAT84クローンとしてはそこそこまとまっているのですが....
な〜んと、互換機に繋いでも LED
がピコピコ点滅するだけで認識されない。 (その後
使用可能である事が判明しました 2004. 08. 30 )
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LEDはこうなっていて、一番左は |
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AT と XTとで
LEDの役割が違う、ってことはATでも使えるという事だと思いますが....
ちなみに
AT/XTの切り替えSWはないので自動切換えなのだと思います。 |
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6本ものリードが繋がっていたりして
上から
黒 : CLOCK ATコネクタ pin #1
赤 : DATA ATコネクタ pin #2
青 : ATコネクタ pin #3 ( 本来 NC )
緑 : GND ATコネクタ
pin #4
黄 : +5V
ATコネクタ pin #5
黒 : GND
更にもう1本黒アース線が基盤にネジ止めされてます。
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コントローラーがおかしくなったのか、回路上の他のパーツが不良なのか、はたまた
コントローラーが
現在のPCと互換性がないのか、あるいは 本来NC の
青のラインに何かの信号を入れる必要があるのか、さっぱりわかりませんがとにかく使えない。
(訂正あり )
タッチそのものは青軸としてはバネがやや強いような感じがあり
「シャキッ」とした打鍵感です。
これはもしかすると
2色成型のキートップによるものなのかもしれないと思ったりします。
焼け具合からするとプラスチック材質からイマイチ良くないような感じもありますが、
先に紹介した鍵盤午訪斎サイトの Silent Partner BIOS
ほどではありませんが
なかなか良いキーボードだと思います。
2004.09.04 追記
で、もって 使用可能である事がわかりました。
鍵盤午訪斎サイト管理人さんからもしかすると本体との相性なのではないかとというアドバイスがありました。
氏によれば Leading Edge DC-3014
が同様の状況であったがシステムを変更したところあわやパーツ取り一歩手前の
DCー3014が使用可能であることが判明したとのことでした。
私が使えないと診断した状況はというと
@ DELL Optiplex にUSB変換器で接続 ⇒ Hot Plug 不可、
COLDブートでも不可。
DELL本体
後方での抜き差しは面倒だったので...
A 比較的 作業しやすい場所に設置してあった IBM
NETVISTA A21のPS/2ポートに
AT=>PS/2変換ケーブルでダイレクト接続
⇒
キーボードエラーでシステム起動せず
B PS/55E に A同様の接続 ⇒
キーボードエラーでシステム起動せず
以上により最近のPCでは使えないのだと思い込んでしまったのですが、
氏のアドバイスに従い 試していなかった @ のDELL
Optiplex PS/2
ポートへのダイレクト接続を試したところなんら問題なく使用できることが判明いたしました。
アドバイスが無かったら
コントローラー部はズタズタになっていただろうと思います。
いざ使用可能となった段階で改めて叩きまくってみた感想は....
青軸スイッチとしては妙に硬さがある。 クリック音
並びにタクタイル感触も強めで青軸特有の「軽やかさ」が薄れている。
言うなれば軸が青い 「白軸スイッチ 」
という感じ。 DC-2014 と比べたところ外見上は
コイルスプリング、タクタイル板バネ
ともに違いがあるようには見えない。
が、ALPSスイッチオーソリティーの皆さんがおっしゃるようにタクタイルバネ先端の曲げ角が微妙に違うのかもしれません。
ローガンではなかなか判別がつきませんでした。
(保管状態が一番の問題だったのかもしれないと思います......2014.0104)
余談ですがこのキーボードは 台湾製の青軸仕様 Chicony
5161 A、
B、
ととてもよく似ています。
普通に考えれば Chicony が
ALPSデザインを模倣した...という事なのかもしれませんが....かたや台湾、こなた
韓国 ( 日本ALPS
も兄弟モデルで製造・供給に関わっているらしい
)....はてさて.....
* Chicony 5161 画像は 台湾のScorpionさんが AKIMASA的討論区に掲載されたものです。
Last updated: 2004.09.05
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