ALPS Ultra Low Profile switch

Keyboard Unit: Pulled from a  laptop PC
                        PCB was made by NTC

Switch ; Ultra Low Profile ALPS switch
Key Click

別のキーボードを購入した際に「こんなのがあるけど....」と言われて断るのも悪いので引き取った。
期待していなかったけど叩いてビックリ、 キーキャップをはずしてもう一度ビックリ
wao!  

こんなALPS見たことありませんでした。 
94年版のALPSカタログには掲載されていません。

でもしっかりALPSロゴの刻印があるのです。.

 

キャップを取るとこういう感じ  どーです。 おなじみのCM/CLシリーズ( いわゆるビッグフット系のキーボードで使われるALPSスイッチ ) の底面にあるロゴと同じものが確認できます。
ごく普通のキーキャップ
特にウルトラな造りというわけではない
上の画像では 「J」がPAD PRINTのように盛り上がって見えるのですが、寄ってみると浸透印刷のように見える。

 

軸を抜くとこういう感じ. こちら軸構造体を裏面(下側)から。  構造体といいますのは後述するように 軸上下の樹脂パーツとバネの少なくとも3点以上の部品で構成されていることによります。

 

丸型のON/OFF、クリック生成兼用のスプリング
FUTABAのカックンスイッチのバネとそっくりですね
バネの下の銅製シート。 この下にセパレーターがあるはずですが壊すとまずいので分解はここまで。

ひっくり返しておきましたが、通常位置の軸の状態

押し下げた状態。
軸上部にコイルスプリングが仕込まれていますがこれ以上やると壊してしまいそうなので分解はここまで。
頭に装着する作業用拡大鏡が壊れたので細かい部分がよく見えないのであります。.

軸上部のコイルスプリングは丸型バネより弱いので押し下げと同時にキャップ部分が3mmほど沈みます。 その後丸型バネを軸全体が押し込み 軽いタクタイル感と共にスイッチON。 クリックは構造が似ているだけあって一応 カックン の兄弟です。 丸型バネの雄 FUTABA ほどカックンではなく加えて音も軽微なのは丸型バネが柔らかいためではないかと思います。 今で言うパンタグラフとかシザースイッチとかのトラベル量よりほんのちょっと深い程度ですが、決してラバーとかでは味わえないメカニカルの感触です。  

 


鍵盤ユニット全体は画像の通り。 裏面に  23NOV 1992のスタンプがあります。.

 

 

こちらはスペースバーとコントローラー周り。
スペースバーにはちゃんとスタビライザーも
装着されています。  

が画像には入っておりません。

基板上に "NTC"のエッチングがあります。

定かではありませんが少なくとも基盤製造は Nan Tan 社ということなのではないかと思います。


 


キーボードは大変コンパクトで比較のためにマウスを載せて見ました。
1992年11月というと IBM PS/55note C52 486SLC が出た頃です。 ノートPCには無理でもトラックポイント付きの
IBM M4-1 あたりでこのスイッチを採用してたら面白かったかも。

なんとかPCに接続できないものかとあれこれ調べたのですが結線がいまだ判明しておりません。


08FEB 2013

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